尾上松之助―日本最古の映画スター“目玉の松ちゃん”のすべて
フィルモグラフィー
ここに掲載するフィルモグラフィーは、尾上松之助の出演作を、封切館などの情報とともに、原則として封切日順に並べたリストです。PDFをダウンロードしてご覧ください。また、情報の典拠となる文献の出典や略称など表記上のルールについては、凡例をご参照ください。
尾上松之助フィルモグラフィー
大矢敦子(京都府京都文化博物館 学芸課 映像情報室)
凡例
- 本リストは『日出新聞』「演芸」(「えんげい」「キネマ」等)欄と「興行案内」欄、及び『大阪朝日新聞京都附録』(『大阪朝日新聞京都滋賀版』)「たのしみ」(「タノシミ」等)欄と「特別広告」欄を基に作成し、明治42年12月~大正15年12月までを調査対象とした。なおリスト上では『日出新聞』を「日出」、『大阪朝日新聞京都附録』(『大阪朝日新聞京都滋賀版』)を「大朝」と略記した。
- 出典資料には出演者名が記載されていない場合も多いため、松之助出演作を特定するにあたっては封切館の契約状況、日活内の俳優加入状況などを考慮し、過去に作成された松之助フィルモグラフィーや当時のチラシ、映画雑誌等を参照した。
- 作品名・個人名の表記に関しては、出典資料の文字情報をそのまま採用した。また旧字はなるべく新字体に改め、送り仮名・平仮名についてはそのまま表記した。
- 新聞広告と演芸情報欄で作品名や封切年月日が異なる場合は広告情報を優先し、演芸情報欄からの情報等を()内に記載した。
- 作品タイトルの前に書かれている副題も「作品名」に記載した。
- 封切年月日が不確定な作品については「封切年月日」欄に「?」を付与した。
- 巻数・場数・幕数・尺数・時間・日付については、算用数字に統一した。
- 備考欄には主に各紙の広告欄のキャッチコピー、タイトル以外の作品情報、および大まかな掲載内容などを記載した。